検索エンジンの種類とシェア

1.検索エンジンとは

・検索エンジンの種類

検索エンジンの種類は、大きく分けて2種類あります。
一つが、ディレクトリ型検索エンジン、もう一つがロボット型検索エンジンです。
ディレクトリ型検索エンジンとは、登録制の検索エンジンです。
サイト運営者がディレクトリ型検索エンジンの運営会社に登録申請を行い、データベースに登録されていきます。
そのサイトのジャンルに応じたカテゴリに登録されますので、
ユーザーは目的に沿ってカテゴリを追っていき、Webサイトを見ることができます。
登録には人の審査が入るため、審査次第で質の高いWebサイトが揃えられるメリットがあります。

対して、ロボット型検索エンジンは、ウェブ上から自動でデータベースを作成する検索エンジンです。
「クローラー」というプログラムがウェブ上を巡り、記録したデータベースから検索結果を返します。
自動でデータベースが作成されることから、サイトの質に関わらず
様々なサイトが検索結果に表示されることになります。
そこで、ロボット型検索エンジンでは膨大な情報の中からユーザーが求めている情報に応えるため
「アルゴリズム」という仕組みを使って、データベース上のWebサイトに優劣をつけ、
より適していると判断したサイトを検索結果の上位に表示させます。

検索エンジンの種類
(引用:http://www.seo119.com/measure/system.html)

インターネットが一般的に使用されるようになったのは1990年台の頃です。
その頃は、Webサイトの数も少なく、ディレクトリ検索が主体となっていました。
しかし、2000年頃のインターネットの普及により、Webサイトの数が爆発的に増加したことから
ユーザーはロボット型検索を利用して、その膨大な情報量に触れるようになっていきました。

2.YahooとGoogleの関係

検索エンジンは主に「Yahoo!(日本はYahoo!JAPAN)」・「Google」を使用するユーザーが、多数を占めています。
Yahoo!は、1994年、スタンフォード大学に在籍していた楊致遠とデビッド・ファイロが、ジャンル別にリンクを階層的に分類したWebサイト、
つまりディレクトリ型検索エンジンの先駆けとなるサイトを起点として、事業展開していきました。

一方、Googleは、1996年1月、スタンフォード大学で博士課程に在籍していた、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって
バックリンクを分析する検索エンジン、つまり「クローラー」を使用したロボット型検索エンジンを開発しまいた。
当時インターネットの普及に伴い、爆発的にWebサイトが増えたこともあり、多くのユーザーに利用されていきました。

ディレクトリ型検索エンジンが使用されなくなり始めた2000年頃、Yahoo!は自社でロボット型検索エンジンを持っていなかったことから、
Googleの検索エンジンを利用する契約を結びました。
その後、2004年にGoogleとの契約が切れるタイミングで、Yahoo!は独自の検索エンジン、「Yahoo Search Technology(YST)」をリリースしました。

SEO(検索エンジン最適化)業者も多く存在していたために、このリリースはSEO業者に衝撃を与えました。
特に日本ではYahoo!JAPANの利用率がGoogleと比べて圧倒的に高かった為、今までとは違ったSEO対策を行うことを余儀なくされました。

そこで見直されたのがYahoo!カテゴリへの登録です。
Yahoo!は Yahoo!カテゴリへの有料登録を順位上昇の要素として組み込んでいたため、
SEOとして有利になる為にYahoo!のカテゴリ登録をこぞって行いました。

ディレクトリ型検索はその本来の機能で検索ユーザーを便利にするというよりも、
ロボット型検索における出資先と成り下がってしまい、
さらに言えば「出資すれば順位が必ず上がる」という妄想を生み出す元となってしまったとも言えるでしょう。

そんな中、全国規模の利用ユーザー数はGoogleが優っていました。
Googleはロボット型検索がよりユーザーに沿って良い結果を出すよう開発を進めていき、
数回の大規模アルゴリズムアップデートを経て、より検索結果の精度を上げていったことも背景にあるかもしれません。
そして2010年、Yahoo!はGoogleの検索技術(アルゴリズム)を再度導入することを決定しました。
つまり事実上、Yahoo!はYSTを破棄することとなりました。

このことにより、Googleのロボット型検索エンジンは世界で最も多くのユーザー数を得ることとなります。

2015年現在も、Yahoo!はGoogleの検索技術を使用しています。
しかし、検索結果が全く同じというわけではなく、
Yahoo!は自社のサービスである、オークションやショッピング、知恵袋などの検索サービスを
検索結果に統合して表示することができるという違いがあります。

同じ検索技術を使っていながらも、Yahoo!とGoogleは未だ競合する企業として
サービスの展開を図っています。

3.YahooとGoogleのユーザー層について

2011年のデータとなりますが 、下記のようなデータがあります。

(以下引用)

GoogleとYahoo!JAPANの利用状況
男性では『Google』と『Yahoo!JAPAN』がほぼ同数だが、女性では『Yahoo!JAPAN』の方が倍以上多くなっている。

男女ともに、若年層ほど『Google』が多い傾向にある。
“20代男性”だけ『Google』の方が多く、『Googleだけ利用している』は22.5%で、“全体”を約13ポイント上回る。 “
(参考:http://www.advertimes.com/20110715/article23402/)

更に、2014年のパソコンからの利用数の統計データを引用します。

2014年のパソコンからの利用数の統計データ

図表1:2014年 日本におけるパソコンからの利用者数TOP10
(出典:http://www.netratings.co.jp/news_release/2014/12/Newsrelease20141216.html)

このことから、日本ではまだまだYahoo!JAPANの利用者が多いことが分かります。
GoogleとYahoo!JAPANのTOPページを見ると、
Googleはとてもシンプルな構造をしています。
それに対してYahoo!JAPANは自社サービスへのリンクや広告がめぐらされています。

下記引用するのは、総務省が調査した、インターネットの利用目的の比較です。
インターネットの利用目的比較

図表2:ネット利用の最大の目的
(出典)総務省「ICTの進化がもたらす社会へのインパクトに関する調査研究」(平成26年)

こちらの データから導き出せることは、日本と米国を比べると、圧倒的に異なるのは
日本では情報収集・コンテンツ利用を目的としてインターネットを利用するユーザが
圧倒的に多いということです。

Yahooが好まれるのは、TOPページに情報やコンテンツが多数配置されていることから
日本のユーザー特性に合っているからかもしれません。

4.スマホユーザーの増加に伴うGoogleシェアの拡大

スマートフォンユーザーが増えたことからGoogleの利用者は若年層を中心に利用率が上がっているというデータもあります。
これは、なぜでしょうか。

一説には、スマートフォンに入っているデフォルトの検索エンジンが
Googleであることからそのまま利用する若年層が多いと考えられています。

2014年日本におけるスマートフォン利用者

図表3:2014年日本におけるスマートフォンからの利用者数 TOP10
(出典:http://www.netratings.co.jp/news_release/2014/12/Newsrelease20141216.html)

先の「情報収集・コンテンツ利用」の目的から、いうと、
スマートフォンでインストールが出来るニュースアプリなどの利用者増加に応じて
Yahoo!JAPANの利用ユーザーが、流出してしまっている可能性も考えられます。

昨今、Googleは、スマートフォンに対応したサイトは、スマートフォンの検索結果で優遇されるという
アルゴリズムのアップデートを告知しました。
また、検索する地域によって最寄りの地区で検索キーワードに合致する検索結果が表示される
というアルゴリズム(ベニスアップデート)も既に組み込まれています。

今後はよりスマートフォンユーザーに向けたWeb戦略が必要となっていくでしょう。

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