2019/09/24

サーチコンソール(SearchConsole)の基本を解説!登録から使い方まで教えます!

search console 登録方法と使い方

解説猫(仮) 解説猫(仮)SEO解説担当の猫さんです
元SEOディレクターで、現在は自社マーケティングやってるみたいです
・趣味:昼寝
・どんな人でもわかる優しい説明をこころがけているが、そんなにうまくはない
・冷静な判断で仲間からの信頼も厚い(自称)
竹内 竹内現役SEOディレクターのおじさんです 顔は怖いけど美しく清らかな心の持ち主です
・顔は怖いが、丁寧な対応でクライアントからの信頼も厚い
・顔は怖いが、空気を読むスキルが高く冗談も通じる
・顔は怖いが、笑顔も結構怖い

サーチコンソール、WEB担当の方は耳にしたことがあるかと思います。
でも何が出来るのかよくわかっていない方や、機能を使いこなせていない方も結構多いんじゃないでしょうか?
この記事では「できること」と「便利な機能」を解説しつつ、活用方法を紹介いたします。

解説猫(仮)
こんにちは、こんばんは、解説の猫(仮)と申します。
この記事では、サーチコンソール(SearchConsole)について解説します。
よろしくお願いしますね。
竹内
こんにちは!竹内と申します。
サーチコンソールはサイト管理において必須ともいえるツールですね。
ただ案外わかりにくい点も多いので、一緒に確認していきましょう!

サーチコンソール(SearchConsole)とは?

Google Search Console は、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。Search Console に登録しなくても Google 検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Google のサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。

SearchConsoleヘルプより引用

サーチコンソールは、Googleが無料で提供しているサイト解析ツールです。
もともと「ウェブマスターツール」という名称でしたが、2015年の5月に「サーチコンソール(SearchConsole)」に変更しました。

サーチコンソールの役割は大きく分けて二つです。

・「検索してからサイトに流入するまで」のデータ確認
・クロール申請やsitemap送信、メッセージ受信などGoogleとの橋渡し

他に「Googleアナリティクス」というGoogle提供の無料ツールがありますが、そちらは「サイト流入後のユーザーの動き」を確認できるアクセス解析ツールです。
うまく使いわけると効率よくサイトを改善できます。

次のセクションで、一つ一つの機能について解説いたします。

サーチコンソールの使い方 – 各機能の紹介

サーチコンソールの各機能について、具体的な説明と活用方法を解説します。

検索パフォーマンス

検索パフォーマンス説明用イメージ

検索パフォーマンスでは、検索結果における重要な指標を確認できます。
具体的には下記になります。

※指標①

  • クリック数
  • 表示回数
  • CTR
  • 平均順位

指標①は下記の指標②と掛け合わせで確認を行います。

※指標②(ディメンション)

  • クエリ
  • ページ
  • デバイス
  • 検索での見え方

指標①で「何を」調べるか選択して、指標②で「何の」データを調べるか選択します。
なお、検索タイプ(ウェブや動画等)・日付・指標②の各項目はページ上部にあるフィルタ機能で絞込が可能です。
指標②のようなデータをグループ化する基準は「ディメンション」と呼ばれていますので、覚えておくといいですね。
指標①の方はそのまま「指標」で問題ありません。

指標について

各指標がどのように算出されている数字なのか、ざっくりですが説明しておきます。

●クリック数
検索結果で実際にユーザーがクリックして、対象のサイトやページに遷移した回数です。

●表示回数
検索結果に表示された回数で、スクロールされず、表示されなくてもカウントされます。
画像検索など、無限スクロールのページでは、実際に表示された件数のみカウントされます。

●CTR
クリック数/表示回数で算出されるクリック率です。
表示回数が0の場合は計算できないため、ダッシュ(–)の表記になります。

●平均順位
検索結果の「最上位」の平均掲載順位です。
例えばあるサイトが「SEO」というクエリで2位と3位、「SEO対策」というクエリで5位と7位に表示されたとします。
その場合は(2+5)/2=3.5位の表記になります。

ディメンションについて

ディメンションは5種類ありますが、ここでは「クエリ」と「ページ」の活用方法を紹介します。

検索パフォーマンス:クエリ

まずは「クエリ」です。
下記のようなことを確認するのに便利です。

・予想していたクエリからアクセスを得られているかどうか
・予想外のクエリからアクセスがないか(想定外ニーズの確認)
・表示回数が多いがクリック率が低いクエリはないか

対策キーワードの方向性が正しいかどうかを確認し、改善につなげることができます。
クリック率が低いクエリは、スニペットの改善を行います。
すでに表示されていますので、クリック率が上がればトラフィックが増えますね。

検索パフォーマンス:ページ

次に「ページ」のディメンションです。

・集客に貢献しているページの確認
・表示回数が多いがクリック率が低いページはないか

「ページ」はデフォルトでクリック数順に並びます。
想定よりもパフォーマンスが低いページは、改善候補にあげることができますね。
クエリ同様、スニペットの改善による、クリック改善にも活用できます。

サイトマップ

サイトマップ

検索エンジン用のサイトマップを送信することができます。
indexしてほしい(評価してほしい)URLを発見してもらえるように、送付しておきましょう。

モバイルユーザビリティ

モバイルユーザビリティ

モバイルサイトの使いさすさをチェックできます。
エラー箇所がある場合のみ表示され、エラーのないページはページ数のみ確認が可能です。

MFI(モバイルファーストインデックス)の導入で、多くのサイトの評価対象はモバイルサイトになっています。
エラーの確認と修正は、常に注意が必要です。

各項目の詳細まではこちらの記事では説明しませんが、下記項目が対象になります。

  • 互換性のないプラグインを使用しています
  • ビューポートが設定されていません
  • ビューポートが「端末の幅」に収まるよう設定されていません
  • コンテンツの幅が画面の幅を超えています
  • テキストが小さすぎて読めません
  • クリックできる要素同士が近すぎます

文字が小さい・タップしづらい・横スクロール発生、といった使いにくさが検出されます。

また、モバイルユーザビリティは「モバイルフレンドリーテストツール」が別に存在し、課題の抽出が可能です。
ツールとサーチコンソールで内容に乖離があった場合は、ツールを優先するようにしてください。

手動による対策

手動による対策

Googleには「手動」「自動」2種類のペナルティがあり、ガイドライン違反に対し適用される可能性があります。
「手動のペナルティ」は、Googleサーチクオリティーチームによる目視のペナルティを指します。
スタッフが直でNGと判断しているので、当然重いペナルティになりますね。

多くのケースで検索順位の大幅下落が発生しますので、サーチコンソールに手動の警告が届いた場合は、早急に対応しましょう。

構造化データに関するレポート

構造化データに関するレポート

ロゴやパンくずリストなど、検出された構造化データが表示されます。
有効・エラー、ともに確認可能です。
構造化データはGoogleも注力していますので、今後のサポート強化を期待できそうですね。

旧バージョンのツールとレポート

旧バージョンのツールとレポート

2019年9月にサーチコンソールは旧バージョンの提供を終了しています。
終了に伴い、新バージョンにリンクが追加されています。(画像参照)

なお、一部機能は以前と同様に使用できるようです。
※下記のツールですね。
robots.txtテスター
リンク否認ツール
インターナショナルターゲティング
データハイライター
クロール頻度の設定

竹内
覚えることが多すぎて、難しそうですね。
解説猫(仮)
実は多くの項目は作業はほとんど発生しないのです。
この記事で紹介してる項目なら、下記みたいな感じ。
●サイトマップ
評価対象URLが変わったら、更新して再送信
●モバイルユーザビリティ
確認して、エラーがあったら修正する
●手動による対策
警告きてないか、定期的にチェック
●構造化データに関するレポート
構造化を実装したら、エラーなく認識されてるかチェック
竹内
おー!
「検索パフォーマンス」以外は案外簡単かもしれませんね。
じゃ、検索パフォーマンスも楽に課題を出せるコツをどうぞ!!
解説猫(仮)
目で見て触って慣れろ。
竹内
はい。

サーチコンソールの登録方法

サーチコンソールを使用するには登録が必要です。
このセクションでは登録方法について説明します。

Googleアカウントにログイン

まずはGoogleアカウントにログインしてください。
アカウントを一つも持っていない方は、作成するところからになります。
Googleアカウントヘルプで作成方法が公開されていますので、参考にしながら作成してください。

プロパティを作成

プロパティの追加

Googleアカウントにログインしたら、サーチコンソールにアクセスしましょう。

アクセスしたら、画面上の「プロパティを追加」を選択します。
選択すると、「プロパティ対応の選択」が表示されます。

プロパティタイプの選択

右側の「URLプレフィックス」は従来のサーチコンソールと同じです。
左側の「ドメイン」を選択すると、wwwありなしやhttpとhttps、サブドメインのデータをまとめてレポートしてくれます。

ですが、「ドメイン」を使用するにはDNSでの確認が必要になります。
指定のTXTレコードをDNSに追加することで確認可能になります。
※DNSレコードの編集はお使いのサーバーによって方法が異なります。
やり方がわからない場合はお使いのサーバーのヘルプを参照するようお願いします。

所有権の確認

所有権の確認

プロパティを追加後、所有権の確認画面に遷移します。
所有権の確認方法には複数ありますが、今回は「HTMLファイル」の認証方法をご紹介します。

  • HTMLファイルをダウンロード
  • 指定のディレクトリにHTMLファイルを設置
  • サーチコンソール管理画面上で確認ボタンを選択し、認証完了

サーチコンソールの設定は(DNSの設定がなければ)数分で終わります。
まだ設定されてない方は必ず設定するようにしましょう!

ユーザー権限の設定方法

サーチコンソールには下記3つの権限が存在します。
このセクションではそれぞれの役割の解説と、注意事項を説明します。

  • 所有者
  • フルユーザー
  • 制限付きユーザー

権限ごとの役割について

権限によって、サーチコンソール上でできることの範囲が変わってきます。
運用するにあたり重要になりますので、覚えておきましょう。

所有者

プロパティを完全に管理できる権限です。
下記のようなことを行うことができます。

  • 所有者の委任
  • ユーザーの追加
  • ユーザーの削除
  • 全てのデータの閲覧
  • 全てのツールの使用

所有者には「確認済みの所有者」と「委任された所有者」が存在します。
各プロパティに最低一人確認済みの所有者が必要です。
委任された所有者も、基本的には確認済み所有者と同じ権限を持ちます。
ただし、委任を行った確認済み所有者が権限を失った場合、同時に権限を失うことになります。

所有者権限は全ての動作が可能ですので、権限付与には注意が必要です。
「作業代行のみ」など、ユーザー管理が不要な場合はフルユーザーに設定するといいですね。

フルユーザー

  • 全てのデータの閲覧
  • 一部のツールの使用

サーチコンソールにはパラメータ制御(Googleのクロール制御)やリンク否認など、操作を誤ると危険なツールも存在します。
フル権限でのユーザー追加は、追加したユーザーが何のツールで何を行うか、把握しておくようにしましょう。
ツール操作の必要がない場合は「制限付き」の権限付与でも問題ありません。

制限付きユーザー

  • ほとんどのデータの閲覧

閲覧しかできない権限になります。
ツールを触ってほしくない人に共有する場合は、こちらの権限での設定になります。

解説猫(仮)
どの権限で何の操作が可能なのか、把握するのは大変かと思います。
サーチコンソールヘルプの「権限の詳細」にまとめた表があります。
竹内
項目多いので、僕も全て暗記してるわけじゃないです。
アカウントを共有いただくときはフルユーザーが多いですかね。
リンクの確認や否認など、ツールの使用が必要になりますので。
解説猫(仮)
管理者とユーザーの権限管理はとても大切です。
「オーナーが誰かわからない」「認識外のユーザーがツールを使用可能」といった事象はとても危険なのです。
竹内
確かに怖いすね…
外部リンクの否認や指定URLのインデックス削除などは、使い方を誤ると影響大きいですからね…

新旧サーチコンソールの機能の違い

前述したとおり、2019年9月にサーチコンソールはバージョンの移行を完了しています。
名称や内容に変更があり、要確認な機能について移行(ビフォーアフター)を解説します。

SearchConsoleヘルプでも、移行については説明されていますね。
より詳細へのヘルプなど確認できますので、見ておくことをオススメします。

旧バージョンから新バージョンに移行した機能

検索アナリティクス

新しい名称は「検索パフォーマンス」です。
16か月分のデータを確認可能になり、便利になりました。

構造化データ/リッチカード

新バージョンでは「拡張」の箇所に個別でレポートされるようになりました。
「パンくずリスト」や「ロゴ」など、サイトから検出された該当項目が表示されます。

サイトへのリンク/内部リンク

内部リンクと外部リンクが一括でレポートされるようになりました。
また、データの精度も向上しています。
仕様にも変更があり、「重複リンク統合」や「リンク元ドメインのグループ化」など変更が加えられています。

上記のような変更により、旧バージョンよりもリンク数が減っている方が多くいるようです。
リンク数の減は「より正確な数字」を表示するようになった結果であり、リンク元の情報を信頼できるように改善されました。

インデックスステータス

「インデックス」内にある「カバレッジ」が該当箇所です。
旧バージョンの全ての情報を閲覧可能です。

Fetch as Google

Googleへのクロール申請機能です。
こちらは「URL検査」に移行されました。
URL欄に対象のURLを入力し「インデックス登録をリクエスト」で実行可能です。

ただ、Fetch as Googleとは異なり、検査対象が「URL単位」のようです。
複数URLを同時に申請したい場合は「サイトマップの送信」で行うことができます。

クロールエラーレポート

「カバレッジ」と「URL検査」に移行しています。
カバレッジはサイト単位で、URL検査では個々のURLを対象に確認可能です。

また、下記のように仕様も変更されています。
※変更があったエラーの種類は、SearchConsoleヘルプで確認可能です。

●旧バージョン
過去3か月の全てのエラーを表示
●新バージョン
過去1か月で重要と判断したエラーのみを表示

ブロックされたリソース

サイト単位での確認はできなくなりました。
URL単位での確認なら「URL」検査から確認可能です。

移行に伴い使用できなくなった機能

下記の機能は、バージョン変更に伴い使用できなくなってしまったようです。

  • HTMLの改善
  • Androidアプリ
  • プロパティセット

HTMLの改善ではmetaタグの重複等を確認することができました。
この項目は、Googleがタイトルとスニペットを改善するためのおすすめの方法へのリンクを用意しています。
一覧で変更が推奨さえるtitleを確認できるわけではないので不便に感じます。
ScreamingFrog等、ソースコードを確認できるツールを使用し、自分で確認するしかなさそうです。

竹内
ああぁあぁぁあああぁ…
僕結構使ってたんですよね、「HTMLの改善」…
解説猫(仮)
なくなったものを嘆いても戻らないのです。
個人(?)的には「Fetch as Google」との突然の別れが衝撃でした。
竹内
僕も昔は「title変更→Fetch」のコンボを発動させたりしてましたね…
解説猫(仮)
現実を受け入れて、新しい時代に適応しないとすぐ置いてかれますよ…
バージョン変更で結構変わってるので、チェックが必要なのです。

Google Analyticsとの連携方法

サーチコンソールのデータはアナリティクスと連携が可能です。
連携するとアナリティクスでサーチコンソールのデータの一部を閲覧できるようになります。

以下に手順をまとめています。
サーチコンソールとアナリティクスの連携説明画像1
左メニュー「管理」を選択し、プロパティ欄にある「プロパティ設定」をクリックします。
 
サーチコンソールとアナリティクスの連携説明画像1
「SearchConsoleを調整」をクリックします。
 
サーチコンソールとアナリティクスの連携説明画像3
上記のように表示されたら「追加」をクリックします。

サーチコンソールとアナリティクスの連携説明画像4

「追加」をクリックすると紐づけるサイトの一覧が表示されます。
対象のサイトにチェックをいれ、「保存」ボタンを押してください。
あとは案内に従っていけば紐づけ完了です。
※キャプチャでは候補なしですが、サーチコンソールに登録されていれば表示されます。

まとめ

サーチコンソールはSEOを行う上で必須とも言えるツールです。
うまく活用できれば、集客面でのサイト改善やリスク回避に役立ちます。

また、Googleからのメッセージ受信など、サイトを管理する上で重要な機能もあります。
SEOをあまり意識していない方も、設定しておくことをオススメします。

登録手順は難しくないので、未設定の方はすぐにでも設定してみてくださいね。

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